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記憶の仕方 / How to Memorize

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2007年5月3日に書いていた記事を公開します。2年半前か。こういう書きかけの記事とか記事にできていないのって、溜まって行く一方で・・・。今までは翻訳する時間が見つけられずにお蔵入りってのがパターンですが、最近は翻訳できない事を開き直りつつあったり。まあ何にしろ時間が経つのは早いものです。光陰矢の如し。

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PCを使う事で人間が失った事

PCを使う時、ほぼ間違いなく文字入力をします。
この文字入力っていう仕組み、慣れすぎるとワープロ病と呼ばれるようなものをもたらすとも言われるんですが、なんかひとごとみたいに感じていました。ワープロ病というよりも、この入力するという行為は、PC相手じゃなければ言葉を発する事とほぼ同じなんだと気がつきました。とすると、IM(インプッドメソッド)と言われる仕組みが、その言葉を発する部分をサポートしている形になります。無意識に、この仕組みを自分の思考に混ぜているんじゃないかと思ったんです。とすると、なんか失ってそうだなぁ・・・と思いました。まあ、実際に言葉を発するときにどういう経緯で言葉が発されているのかを、具体的には知らないので、なんとなくなんですけどね。でも、気がつかないうちに、僕らは機械の体(というか頭)になっているとも言えますね。
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ということです。この話、この当時から改善されていないなぁと思いました。単純に言えば、漢字変換のとき、よく使われる候補が5個ぐらい出てくるじゃないですか。あれって、効率の良い文字の入力と思えば当然あれで良いのですが、僕らが字を書く時に使っている頭の使い方とは全く違うなと思います。(これについてはまた書こうかなと思っていますが、よく言われる「直感的」というのが、それって本当にそうなの?ってことに近い感じのことです。)これは、僕らの記憶の仕方が変わった事に起因しています。

記憶の仕方が変わったことについては、このときに思う事があったのですが、その方法としては、あそこのあれをこう辿ればこの情報にたどり着く、という覚え方になっているのだと思います。それって、ちょっと前の情報の壁のところでも触れていますが、情報を構造化してインデックスとかキーワードで覚えているようなものなんだと思います。構造化して覚えるのが良いこともたくさんあると思うんですが、例えばこの「文字を書く」についてはその方向ってかなり怪しいなと思います。

記憶の仕方って、成り立ちなどを解釈して覚えるというやり方と、反復して覚えるというやり方があると思うんですが(偶発的には他にもあると思いますけど)、反復の場合、覚えられる理由とか効率とか、そういうことに関係なく、因果律に従って反復すると覚えるものだ、というものなんだと思います。逆に言えば、反復しないと覚えられないこともたくさんあります。解釈して覚える手法が効率的で最上だという考え方でいると、反復する事に意味を見出せないがために止めてしまうということもあるというわけです。例えば料理なんかも、ある材料にこの栄養素があるから、科学的にこう混ぜて摂取すれば、ほら健康に良いでしょ、なんて考えて接していると、それはもう大変な事になりますね。僕は学校で学ぶ事の多くについて、それほど肯定的ではないですが、この反復がもたらす記憶というものは、いくつかある学校で学ぶ事ができる大切なことの一つだと思います。

話は続きますが、最近はメールを書くにしても、スタンダードなIM以上の機能が付加され、パターン別のひな形とか、便利な予測変換とか、Googleが発表した多くの人が使う表現を呼び出してくれるような機能とか、そういうものが多くて、ますます反復が非推奨されているように感じます。

メールをもらったとき、ひな形とか予測変換とかって、使ってるのわかるときがありますよね。当然誰も見ていないので、便利なら使ってしまえば良いんですけど。ちなみに僕は使いません。あ、嘘。携帯で予測変換は使ってるかも。笑 全体としては、徐々に相手に対するメッセージの責任というのは薄くなり始めているのかもしれません。自分の都合は大切なのもわかるんですが、もう一歩下がって付き合えないものかなと思います。まあ、楽をしているっていうわけじゃなく、他のこと(レスポンスの早さとか、メールに表現力が無いと思っていることとか)を大切にした方が良いと思いすぎているせいなのかもしれませんが。

あ、記憶の仕方、じゃない話になってますね・・・苦笑

I had not translated it yet....... *.*

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