福箱の展覧会

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先日お伝えした、sakumottoの福箱の展覧会、昨日はじまりました。レセプションは大盛況でした。

今回、僕が描いた箱は上の写真(開いた状態)です。送られてきた箱を見て、これはお祝いだなーって思ったら、これをすんなり描きはじめていました。描いてあるものに意味は全くありません。が、丸を一つずつ、気持ちの良い感じで、ちょこちょこ空いた時間を使って描き続けました。

意味が無い、とはいえ、誰かに観てもらうにあたって、どういう話ができるのかというのは、少し考えたりしました。そこで面白い発見もあったのですが、それはまた今度。おおざっぱに言えば、なぜ描くのか、(いわゆる能力ということではなく)描くことができるのか、といえば、花が咲くようなものなのだろうと思います。僕は人間なので、そこからまた色々あるんですが、そこらへんが面白いなーと思いました。

中身はまだ未公開です。自分ではかわいいと思っているので、しばらくはまってみようかと思っていたり。

あと、もう一つ説明を加えると、これは僕の夢の一つ、の縮小版です。

水 石

水で石を削る。

以外の方法で、形を止めることができるか?

 

なぜ描くのか

なぜ描くのか?描けるのか?

花が咲くようなものだと思う。

 

誤字

字を書くときの、字の間違い方が変わってきた。

以前は、促→捉とか、困→囲とかって間違えていたのに、

将を章と間違えるような間違いが起こりはじめている・・・。

sakumotto

友達がHAPPAというところで、sakumottoという名前で色々とはじめることになりました。そのオープニングイベントの一部として、福箱の展覧会という展示をするのですが、 それに僕も参加させて頂くことになりました。

会期: 2/27(土)〜3/7(日) 11時〜19時、会期中無休
 
(「福箱の展覧会」のみ、3/11(木)〜3/13(土)11時〜19時も開催します。 )
 
reception party : 2/26(金)19時〜23時 ( admission free )
 
「福箱の展覧会」
 
総勢50名以上が参加する、小さな箱を使った展覧会です。箱の中に「なにか」を収めてもらい、自らの手でデコレーションしたものを展示してもらいます。
鑑賞者は気に入った箱をお買い求め頂けますが、その時点では箱の中身を見ることはできません。会期後お手元に届いて初めて中身を知ることができます。
作り手と買い手のみ中身の秘密を共有できる、福袋ならぬ福箱企画です。各界のプロフェッショナルから小学生まで幅広く参加予定です。谷山恭子氏による空間演出も同時にお楽しみ下さい。
※1個1000円で販売予定、会期後デリバリーします。
詳しくは会場にてお確かめ下さい。
 
参加者 : 最近お会いした方、普段お世話になっている方中心に箱をお配りしています。
イラストレーター、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、建築家、アーティスト、店長、思想家、小学生など。詳しいラインナップは会場にてお確かめ下さい。

50名以上が参加ということで、他にどんな方が参加されているのか、開催が楽しみです。僕も箱にうにょうにょやっているので、お時間のある方は是非いらしてください。レセプションのある26日は僕も行く予定です。

詳しくは「sakumotto」で。

HAPPAは、スキーマ建築計画(建築・内装設計)中村塗装工業(塗装業)青山|目黒(ギャラリー)というメンバーでやられている、ギャラリーやオフィスの入ったスペースです。

シワのような

山だって、川だって、顔のシワだって

そうなって、できている。

 

示すものの連続というよりも、

示すものが示していないものの連続。

MOTと木村伊兵衛 / MOT and Ihee Kimura

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MOTではじまった「MOTアニュアル2010:装飾」のオープニングに行ってきました。

オープニングトークで、装飾という言葉の持つ意味の解釈について、装と飾という字の成り立ちに遡って、それぞれは相反する意味であり、その両者が成立する何とかがどうとかで多様ななんとかが継続可能などうとかで、というような話をされていたのだけど、そんなに大仰なものではないと思ってしまった。言葉って、そのものが大切である言葉、つまりその成り立ちがとても大切な言葉もあるけど、ふわっとできたものもあり、そういうのは意味じゃなく、みんなが受け入れたということに絡むことたちが大切なんだと思う。分解して納得する必要なんてどこにもないし、それだけでは遠いままだ。

僕も装飾ってすごいと思う。誰かが、デザインとは、機能+なんとか+どうとかであって、デコレーションやバリエーションではないということを言っていたけど、機能がない(わからない)ような装飾がデザインじゃないなんてことはない。僕は装飾って文化だと思う。(言葉の解釈については、人によって違うことが前提にあると思っているけど、だからといってその解釈は見過ごせないということがある。大きな声を出せる人は、その声の大きさに気をつけた方が良いと思う。機能+なんとか+どうとか、ってだけで良いと思った。)

あと、会場で声をかけてきた、自身もアーティストだという、派手な帽子をかぶった目上の男性が、アルスよりは良いけど新しさがないよ発言で、僕の友達といきなり口喧嘩してた(笑)

言わんとせん事はわからなくもないけど、それはあなたが求めるものが無いだけで、もう少し観てみると良いよ。というようなことを話す間も無いぐらい、二人はパンッとはじけてしまった。

僕としては、新しさを求めること、有るものじゃないものを探すこと、言ってしまえば文脈を意識しすぎることは、表層的なことな気がするかな。求めているとその部分しか感じられないと思う。

展示はみんな凄い力の入れ具合で、一部を除いてとても素敵でしたよ。ただ形状を求めるよりも、どこにそれを刻む(表す)のかというのを含めて装飾を考えると良いような気がしました。そんな説明はいらないけど。

んで次。はじめて木村伊兵衛さんの写真を見た。写真家に大切なのは、その瞬間に出会うことができるその人の個性だと思う。次に、それを実体験としてきちんと身に残し、それを紙面に表せる人だと思った。いや、紙じゃなくて、伝えられるなら例えば言葉でも良いのだけど。それ写真家じゃないじゃん!と突っ込みが入るかもだけど、そんなことは関係ない。大切なのは、そんなことではない。

ちなみに、僕が好きなのは、田植えしている女性が苗(?)を投げているやつと、めっちゃ見てる近距離の女性(ぼやっとしてない方)のやつと、馬の後ろ足と屋根付きポストのやつでした。

記憶の仕方 / How to Memorize

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2007年5月3日に書いていた記事を公開します。2年半前か。こういう書きかけの記事とか記事にできていないのって、溜まって行く一方で・・・。今までは翻訳する時間が見つけられずにお蔵入りってのがパターンですが、最近は翻訳できない事を開き直りつつあったり。まあ何にしろ時間が経つのは早いものです。光陰矢の如し。

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PCを使う事で人間が失った事

PCを使う時、ほぼ間違いなく文字入力をします。
この文字入力っていう仕組み、慣れすぎるとワープロ病と呼ばれるようなものをもたらすとも言われるんですが、なんかひとごとみたいに感じていました。ワープロ病というよりも、この入力するという行為は、PC相手じゃなければ言葉を発する事とほぼ同じなんだと気がつきました。とすると、IM(インプッドメソッド)と言われる仕組みが、その言葉を発する部分をサポートしている形になります。無意識に、この仕組みを自分の思考に混ぜているんじゃないかと思ったんです。とすると、なんか失ってそうだなぁ・・・と思いました。まあ、実際に言葉を発するときにどういう経緯で言葉が発されているのかを、具体的には知らないので、なんとなくなんですけどね。でも、気がつかないうちに、僕らは機械の体(というか頭)になっているとも言えますね。
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ということです。この話、この当時から改善されていないなぁと思いました。単純に言えば、漢字変換のとき、よく使われる候補が5個ぐらい出てくるじゃないですか。あれって、効率の良い文字の入力と思えば当然あれで良いのですが、僕らが字を書く時に使っている頭の使い方とは全く違うなと思います。(これについてはまた書こうかなと思っていますが、よく言われる「直感的」というのが、それって本当にそうなの?ってことに近い感じのことです。)これは、僕らの記憶の仕方が変わった事に起因しています。

記憶の仕方が変わったことについては、このときに思う事があったのですが、その方法としては、あそこのあれをこう辿ればこの情報にたどり着く、という覚え方になっているのだと思います。それって、ちょっと前の情報の壁のところでも触れていますが、情報を構造化してインデックスとかキーワードで覚えているようなものなんだと思います。構造化して覚えるのが良いこともたくさんあると思うんですが、例えばこの「文字を書く」についてはその方向ってかなり怪しいなと思います。

記憶の仕方って、成り立ちなどを解釈して覚えるというやり方と、反復して覚えるというやり方があると思うんですが(偶発的には他にもあると思いますけど)、反復の場合、覚えられる理由とか効率とか、そういうことに関係なく、因果律に従って反復すると覚えるものだ、というものなんだと思います。逆に言えば、反復しないと覚えられないこともたくさんあります。解釈して覚える手法が効率的で最上だという考え方でいると、反復する事に意味を見出せないがために止めてしまうということもあるというわけです。例えば料理なんかも、ある材料にこの栄養素があるから、科学的にこう混ぜて摂取すれば、ほら健康に良いでしょ、なんて考えて接していると、それはもう大変な事になりますね。僕は学校で学ぶ事の多くについて、それほど肯定的ではないですが、この反復がもたらす記憶というものは、いくつかある学校で学ぶ事ができる大切なことの一つだと思います。

話は続きますが、最近はメールを書くにしても、スタンダードなIM以上の機能が付加され、パターン別のひな形とか、便利な予測変換とか、Googleが発表した多くの人が使う表現を呼び出してくれるような機能とか、そういうものが多くて、ますます反復が非推奨されているように感じます。

メールをもらったとき、ひな形とか予測変換とかって、使ってるのわかるときがありますよね。当然誰も見ていないので、便利なら使ってしまえば良いんですけど。ちなみに僕は使いません。あ、嘘。携帯で予測変換は使ってるかも。笑 全体としては、徐々に相手に対するメッセージの責任というのは薄くなり始めているのかもしれません。自分の都合は大切なのもわかるんですが、もう一歩下がって付き合えないものかなと思います。まあ、楽をしているっていうわけじゃなく、他のこと(レスポンスの早さとか、メールに表現力が無いと思っていることとか)を大切にした方が良いと思いすぎているせいなのかもしれませんが。

あ、記憶の仕方、じゃない話になってますね・・・苦笑

Graphic of hitspark

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先日お伝えしたhitspark。無事に終了しました!関係者のみなさま、お疲れさまでした。良い出会いもたくさんありました。ありがとうございました!

詳しいレポートはオフィシャルのレポートをご覧ください。

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■Credit

ついでなので、以前にコスモテックさんにつくっていただいた名刺もアップ。こちらは竹尾さんのパチカです。OKフロートと比べると、パチカの方が透けた感じが強いですが、紙に腰があまり無いのでくにゃっとして、質感も柔らかいです。

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これは、つい先日、名刺に使って頂いたもの。コスメなどを扱っているStyleをやられている木村カンナさんの名刺です。

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そして、最後に全く関係ないですが、僕は今日で33歳!笑

Profile & Result 2010

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PDF OF PROFILE at 2010 JAN. 07

実績をPDFにまとめたので公開しておきます。あと、久々にこっそりmorld.jpも更新。worksを入れ替えました。

1977 年 日本の岡山市生まれ。大学で建築を学び、2004 年にフリーランスのDESIGNER になる。morld として2005 年より活動。CI・WEB サイト・サイン計画・イラスト・ドローイング・印刷物などを手がける。

人は、生きる中での様々な行動の動機の根源において、他者とのコミュニケーションを欲していると考えている。

「僕がものをつくるとき、もし意味の無い仕組みでできあがっている世界であれば、僕はそれをひっくり返して考えます。world をひっくりかえしてmorld(マールド)という名前 でものをつくっています。」